アートプロジェクト「あ、」「うん。」

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アートプロジェクト「あ、」「うん。」

概 要

『田舎教師』という小説の舞台として、またいくつも昔語りが残される羽生市。

しかし、私たちはむしろ目立たない(通じ合いにくい)、今、ここにいる人々の想像する街の物語を作りたい!という思いがありました。

そのために、一人につき原稿用紙一枚以内という制限の中で、言葉を繋ぎ、物語を作る仕掛けを作りました。これは、「あ、」「うん。」というプロジェクトで、「あ」といえば「うん」と返ってくるようなコミュニケーションをリレーのように繋ぐというものです。

「あ」と「うん」が織りなす互いに了解したコミュニケーションでどのような飛躍があり、想像の『羽生物語』が生まれるのでしょうか。

以下に概要を記しているので、ぜひご覧になって下さい。

 

方法の背景

 日本では古来より、「阿吽の呼吸」や「以心伝心」といった言葉がある。
文化人類学者のE・Hホールの提唱する文化区分理論の一つに「ハイコンテクスト文化」というものがある。これは、コミニュケーションに際して共有される体験や感覚、価値観などの多くが「阿吽の呼吸」や「以心伝心」で意思伝達が行われる傾向が強い文化のことを指す。
 一般に、日本の文化では「空気を読む」ことや「状況を察する」ことが重視されることからハイコンテクスト文化であると言われている。
 しかし、この文化は、なんとなく理解できても、非常に曖昧な要素を含んでおり、具体的に説明することは困難である。

そこで、実験的に「ハイコンテクスト文化の可視化」を目的としたアートプロジェクトを企画した。
 「ハイコンテクスト文化の可視化」を試みるために、このアートプロジェクトでは、羽生市民を対象にして、”文章をリレー形式で繋ぎ、物語を創る”ことができるのかを問うことを目的とした。
 もし、対象者の間にハイコンテクスト文化があるとすれば、前文章を受けて、「空気を読み」「状況を察し」ながら文章を構築し、物語が続いていくという仮説を立てた。

ー果たして物語は創造されるのか。その物語はどんな内容で、どんなジャンルの物語なのか。物語の行く末は、誰にもわからない。そう、未来しか知らない。ー

あうん説明

方 法

1.ひとりの書く文量は400字以内とする。

2.対象者(書き手)は、前対象者(前文の書き手)の文章しか読むことが出来ない。
 (通覧不可)

3.文章は指定された用紙に手書きで行うものとする。

 

<プロジェクト参加者を募集しています!!>

 アートプロジェクト「あ、」「うん。」に参加して頂ける方を募集しています。
募集要項についてご確認頂き、下記のプロジェクト参加フォームに必要事項をご記入の上、送信をクリックしてください。

<募集要項>
募集期間:随時募集中
対 象 :埼玉県羽生市在住、在学、在勤の方
実施日 :後日、参加希望者のみ、メールにて詳細をご連絡させて頂きます。
注 意 :記録、展示用として、書いた文章の音声とご本人様のお写真(顔NGも可)を撮らせて頂きます。このプロジェクト以外での使用、第三者への提供は致しませんのでご安心ください。

 

羽生市内の学校、企業、団体規模でのプロジェクトへのご参加も歓迎しております。

たくさんのご参加、お待ちしております。

私たちと一緒に、羽生市で物語を完成させましょう!!

 

<プロジェクト参加フォーム>

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